新散財日記

鉄・海・空・・・乗り物まみれの日々です。 プラレールもあるでよ・・・・と。

 
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吼える機関車

震災による津波の被害で港湾設備が使用できなくなり、陸路も鉄路は東北・常磐の両本線が不通となり
高速道路も通行止めとなりました。



停電した避難所や自家発電、救援や捜索に欠かせない自動車の燃料として渇望されたガソリンを運搬するため
いち早くJR貨物は根岸から上越線を使い日本海側に迂回させて青森へ。
青森から盛岡へ向かわせることで被災地にガソリンを届けるオペレーションを実行しました。



その後、まだ届かない福島県にも向けてガソリンの運搬を行うことになりました。
日本海側から抜けられるルートとして磐越西線経由で運転が実行されました。
新潟県の新津駅と福島県の郡山駅を結ぶ全長175.6 kmのこの路線は
非電化単線区間を含む現在ではローカル輸送と観光列車が走る典型的なローカル線。



しかし、太平洋側と日本海側を結ぶ重責を担っていた過去の栄光を持つこの「山の小径」とも言うべき
路線にガソリン満載の貨物列車を運行する為、JR貨物は九州、関西、愛知各地から大型ディーゼル機関車
DD51をかき集め投入した。
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根岸駅を20両編成で発車した燃料列車は新潟で10両づつに分割され、険しい山越えに挑む。


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ガソリン満載の重量列車は喘ぐ様に山間を進みます。


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エンジンは吼え、必死に着実に歩みを進める。

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短期間での決定から実行。JR貨物の組織としての危機管理能力の高さと
組織の柔軟性が、この特別輸送を可能としたのだと考える。

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無情の雪が降る被災地に届いたこの燃料は一体どれだけの人を救ったのでしょうか?
余り多く報道されないこの列車。関係者の皆様の努力に頭が下がります。


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「不謹慎なので自粛」と言う「萎縮活動」が盛んな現在であり、記録しに行く事も一度は躊躇ったが
必死に働く彼らの姿を記録するのも趣味人としての使命ではないかと考え日記に記す事にしました。
勿論、災害派遣の車が多く走る東北道は使わず、関越道から入り福島ではガソリンも入れませんでした。


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JR貨物自身も被災した会社あり、列車も多く運転できなくなったり津波に巻き込まれた列車すらある。
被災した列車の積み荷を荷主の許可を得て「救援物資」として現地で配布したり・・・等
彼らの活躍は自衛隊や消防、警察等の活動に比べれば目立つ物では無いが物資輸送の重責を果たす姿には頭の下がる思いです。



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また、逼迫した貨物輸送に対応する為に九州から機関車を派遣したり・・・全社体制での対応は続きます。
JR貨物の活動に敬意を表すると共に被災地に一日も早く心休まる日が訪れる事を心からお祈りいたします。
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Comments

ちょくちょくブログを見ているのですが
書き込みでははじめまして。

福島のNHKでは大きく取り上げられました。
ご丁寧に区名札の「門」「吹」の解説までありました。

偶然かもしれませんが、
この列車が郡山に来るようになってから
福島市でガソリンスタンドの行列がなくなりました。

「自粛」ではなく「節約」が私の願いです。
しんたんさま:
 初めまして宜しくお願い致します。

 磐越道もタンクローリーと自衛隊の車輌が一杯走っていました。
 立ち寄ったコンビニも商品が無く、まだまだ大変な日々が続いているのだと胸が痛くなりました。

 ガソリンスタンドの行列は解消されたのですか!車が必要な土地だけに重要な事ですね。
茶さま:
よろしくお願いいたします。
ガソリンがないと
救援物資があっても運ぶ手段がありません。
ガソリン輸送列車には助けられました。


津波被災地の避難所支援に行った際に
「踏切の遮断機が下りたままで車が通れず逃げられなかった」
という話を聞いてがく然としました。
近くではたまたま電車に乗り合わせていた警察官が
乗客を歩いて役場まで誘導して
難を逃れていました。
地震があった時の
鉄道の安全について考えさせられました。


九州の機関車には興味がなかったのですが
茶さまの写真を見て
KATO発売予定のEF81-300番台を
(再生産のころに)配備したくなりました。
模型は国鉄時代とのことですので
プロトタイプは異なりますが
カシオペアを牽かせても似合いそうな気がします。
長距離旅客列車がいつかは再開されることを
被災地より願っております。

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